自分で蜂の巣退治？
目次
自分で蜂の巣を駆除できるの？
気づかないうちにあっという間に蜂の巣ができてしまい、業者に依頼をせず自分で駆除することを考える方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、自分で蜂の巣を駆除する場合についての注意点や実際の駆除の仕方など、ご紹介させていただきます。
蜂の巣の大きさ
蜂の巣の大きさによって危険度が変わります。一般的には自力で駆除する場合の巣の大きさは直径約15ｃｍまでといわれています。それ以上の大きさの場合は働き蜂が羽化して蜂の数が急激に増える時期までに巣が成長してしまっているのと、巣にいる蜂が非常に攻撃的になっています。そのため、自力で駆除するのは大変危険です。
蜂の種類
蜂の種類によって駆除の危険度が変わります。
アシナガバチとミツバチは比較的自力で巣の駆除を行えますが、スズメバチの場合は自力で巣の駆除をするのは大変危険です。スズメバチは他の蜂と比べ非常に攻撃性が高く、自力での駆除はおすすめできません。スズメバチの針はアシナガバチやミツバチよりも針がかなり強力です。そのため、薄い防護服など貫通してしまうことや巣や蜂に近づくだけで攻撃してくる為、スズメバチの場合は自力で駆除ではなく、なるべく専門の駆除業者に依頼をおすすめします。
蜂の巣の場所
蜂がよく巣をつくる場所は、軒下・窓枠・天井・屋根裏・床下・木など。蜂の巣が外などの開放的な場所で手の届く範囲にある場合は比較的駆除がしやすいです。反対に、蜂の巣が屋根裏や床下など閉鎖的な場所にある場合は、蜂が密集しやすく刺される可能性や危険度が高くなります。
自分で駆除するときの必要なもの
殺虫剤
蜂駆除に効果的な合成プレスロイド系の成分が含まれている蜂用のスプレー式殺虫剤を用意します。殺虫剤は駆除後に噴射をしておくと戻り蜂の対策方法としても効果的です。殺虫剤は多めに用意しておくといいです。
白い服装
黒い色や原色は蜂を刺激します。駆除する際は肌の露出がない白い服装にしましょう。蜂駆除には専用の防護服が安心ですが防護服は数万円とかなり高いです。自治体によっては防護服の貸し出しをしているところもあるようです。ない場合はスキーウェアなどの厚めの生地など、刺されにくい服装を選びましょう。手は厚めの手袋、足は足首が隠れる長靴、隙間から蜂が入らないようにガムテープなどでスキマをなくします。他に帽子やゴーグル、マスクなどで顔や頭を守りましょう。また、蜂はにおいに反応して攻撃してくる場合があります。香水や化粧品などの使用は控えましょう。
蜂の巣を落とす棒
蜂の巣を落とす際に使用します。蜂の巣に届く充分な長さであまり細すぎないものがいいでしょう。素手では大変危険なので必ず用意をしましょう。
虫取り網
蜂の巣を落とした際にキャッチするためのものです。大きめの虫取り網が使いやすいです。
ゴミ袋
落とした蜂の巣を入れます。袋は二重にしておくとより安全に蜂の巣を処分できます。
懐中電灯
蜂は日中に活発に動きまわる為、駆除するのは夕方～日没後の２～３時間が適しています。懐中電灯の白い光は蜂が集まってくるため、赤いセロファンで覆って使うようにしましょう。
自分で巣を駆除する流れ
STEP
殺虫剤を巣に噴射する
慌てず速やかに殺虫剤を巣に噴射します。殺虫剤が自分にかからないようになるべく風上から噴射するといいでしょう。殺虫剤をかけたら一旦巣から離れ、時間をおいて蜂の羽音や蜂の姿がないことを確認します。
STEP
長い棒を使い巣を落とす
蜂の姿がないことが確認できたら長い棒などで蜂の巣を落とします。
STEP
虫取り網でキャッチしてゴミ袋に入れる
棒で落とした巣を虫取り網でキャッチしてそのままゴミ袋に入れます。ゴミ袋に入れる際や捨てる際には毒針には注意しましょう。（新聞紙で包んで捨てるとより安心です）蜂の巣は燃えるゴミの日に処分することができます。
STEP
巣があった場所に殺虫剤を噴射する（戻り蜂対策）
巣が撤去され居場所をなくした蜂が戻ってくる場合があるため、一週間に一度様子を見ながら巣があった場所に殺虫剤を噴射すれば戻り蜂対策になります。
ここまで自分で蜂の巣を駆除する方法などご紹介いたしましたが、ハチの巣の駆除は大変危険が伴います。 自分で駆除を行う場合は事前にしっかり準備をして 注意をしながら安全に行いましょう。
少しでも危険を感じたり、自信がない場合は無理をせず専門業者に蜂の巣駆除の依頼をすることをおすすめします。『ハチの救世主』では、経験と技術力に自信のある蜂駆除のプロが最後まで責任をもって駆除させていただきます。一刻も早く蜂の危険や不安から解放いたします。蜂の巣駆除は是非お任せください。
